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音放浪記(2011年1月24日〜30日)

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音放浪記(日々聴き彷徨っている音の数々)
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1月も終わりに近づいてきた。早いなぁ。
シカゴも雪が積もってるみたいや。パソコンですぐにシカゴの天気がわかるこの時代に、もうシカゴでは恐らく聴けないブルーズを聴く。
☆Jimmy Rogers/The Chicago Blues Master You're The One
シカゴ・ブルーズ・サウンドのかたまりのようなアルバム。シカゴ・ブルーズにおけるサウンド、グルーヴ、ハーモニー、アンサンブル、ムード・・・大切なものがこのアルバムには詰まっている。時折聴いては背筋を正す。

コーヒーを飲んで朝ご飯食べて、テンション上げるためにこの1枚。
☆Spencer Wiggins/Feed The Fame
昔、擦り切れるほど聴いたスペンサー・ウィギンスのゴールド・ワックス・レーベルの「SOUL CITY In U.S.A.」というアルバムがある。去年リリースされたこのアルバムはそのゴールド・ワックス後、60年代後半から70年代のFameレーベル時代の録音を中心にシングルを集めたもの。切れ味良し、深みあり。無駄曲一切なし。グルーヴするアップテンポで踊り、スローで泣かされる。スペンサー・ウィギンスのダイナミズムあふれる歌声が全曲で聴ける。これぞ真のソウル・シンギング!

パソコンでシカゴの天気がすぐわかるこの時代に、オレのスケジュールをパソコンで把握しているニューオリンズの山岸。以前、電話した時も「ホトケ、えらい長いツアーやってんなぁ・・ツアーから帰ってきたとこやろ、おつかれ」と言われた。
☆Ronnie Barron/My New Orleans Soul
本当はロニー・バロンがドクター・ジョンを名乗るはずだった。彼が歌い慣れたニューオリンズの歌とブルーズの数々。日当りのいい窓際でソファに横になって聴いていたら寝てしまった。ニューオリンズに行きたしと思えどニューオリンズは遠し。モロッコにもパリにも行きたいが遠し。

先日、ロケッツの鮎川くんのところに遊びに行った。
鮎川家はストーンズの映像が流れ、ロックンロールやブルーズが流れ、一日中家中がロックしている。そもそもシーナと鮎川くんがずっとロックしている存在やからね。シーナの料理したごちそうや美味しいモツ鍋をいただきながら、音楽の話にはキリがない。鮎川家から帰る時はいつもすごく幸せな気分になっている。ありがたいです。その時にも話に出たエディ・コクラン。
☆Eddie Cochran /The Best Of Eddie Cochran C'mon Everybody
いつも1曲目の甘い「バルコニーに座って」を飛ばしてロックしている曲から聴くけど、今日久しぶりに聴いたらなかなかええ曲やないか・・・と思った。なんでや。年とったか。疲れてるのか。今頃になってええ曲と気づいたか。ギターの音色も全体のサウンドも新しく聴こえる。

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整理できないレコード棚を見ていたら、また同じアルバム(CD)が二枚あった。ウルフや。なんで二枚あるのかはわからん。たぶん、レコード屋でバーゲンで見つけた時に「これ、あったかなぁ・・・あったような・・いや、買おうと思って買ってないような・・」と思い、「まぁ、買っとくか」とゲットして二枚になったんやろな。三枚買ったら、医者に行こ。
☆Howlin' Wolf/Sings The Blues
"Baby Can You Ride With Me Tonight・・・・"Riding In The Moonlight う〜ん、ええなぁ。歌いたい。
このウルフの曲を聴いていたらThe Doorsの"MoonLight Drive"を想い出してyou tubeのドアーズの映像をあっちこっちへしばしドライヴ。ジム・モリソンは大好き。目がイッてる。ギターソロの時にモリソン君はウロウロコンサート会場を歩き回るがその意図が見えんとこがおもろい。昔は私もモリソン君みたいに皮パンを履いていた。皮パンは意外と重い。洗濯に困る。夏暑い。

たぶんモリソン君も好きやったやろ、ジョン・リー。
☆John Lee Hooker/I'm John Lee Hooker
黒人音楽のアルバム・タイトルには時々こういう「私はジョン・リー・フッカーです」というのがあるけど、「私は永井隆です」というアルバム・タイトルにするにはちょっと勇気がいるなぁ。"I'm HOTOKE"というのもなぁ、なんかなぁ。「だから何なんや」って言われそうな気がする。

☆Big Maceo/The King Of Chicago Blues Piano
こういうピアノ弾く人日本におらんなぁ・・・・・。シカゴのアリヨは元気か。
なんと言っても楽器であるピアノが揺れているだろうタッチの強さが素晴らしい。リズムがずっとローリングしている。オーティス・スパンもこのメイシオの影響を受けたというのがよくわかる。"Chicago Breakdown"なんぞはもう極みですわ。

寒くても暑くても文句を言い、ライヴが続くと疲れると文句を言い、ここしばらくのようにライヴがないとなんか体の調子が悪いと愚痴を言い、ギターがうまくならなぁ・・・と凹み、歌詞が憶えられんのは頭が悪くなったからかと凹み。今日の運勢が一位やったとちょっと持ち直すオレはなんや。

夕方、レッド・ツェッペリンをyou tubeで見ていたら止まらなくなった。別にそんなに好きでもないんやけど(ロバート君がいつもお腹出してベスト着てるのもなんかなぁ・・腹冷えるやろ)、バンド全体に強力な躍動感があって、やっぱ全盛期はごいすです。ドラムとベースは無敵のロック艦隊やな。

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☆Marion Williams/Born To Sing Gospel
今日は朝からでかい音でゴスペルを聴く。こういうゴスペルを聴く気分の時がたまにやってくる。
マリオン・ウィリアムズはすごく好きなゴスペル・シンガー。何が好きかって・・とにかく声。相当の音域があるシンガーやけど高音域が聴いていてしんどくない。女性シンガーの例えばマライヤ・キャリーが出すような高音はヒステリーを聴いてるみたいで正直しんどい。たぶん、高音の声質が薄いからやと思うけど、マリオン・ウィリアムズは高音も厚い。
朝からテンション上がっている。
そのままロゼッタ・サープへ。

☆Sister Rosetta Tharpe/The Original Soul Sister
テンションが上がってシスター・ロゼッタ・サープの4枚組に突入。
かしまし娘的ギター・サウンドがたまらん。音がペキぺキや。しかし、ギターのグルーヴごいす!
4枚組の二枚まで聴いたところで・・ちょっと疲れた。

そのちょっと疲れたところに電話。結婚紹介所と墓石のご案内が立て続けにかかってきた。このふたつがグルやったりして・・悪い女と結婚させて墓石買わせたところで・・・う〜ん。年を重ねて疑心暗鬼になっていくおっさんの典型やな。あとは株の取引の電話がようかかってくる。株やるような金があると思われているのか・・・もっとしっかり調べろ!個人情報を。

☆Charlie Haden・Hank Jones/Steal Away
ゴスペルでこのアルバム想い出した。ジャズのベーシスト、チャーリー・ヘイデンがピアノのハンク・ジョーンズとデュオで作ったアルバム。聖歌とスピリチュアルとアメリカのフォークソングが収録されている。
大袈裟ではなく、このアルバムをいまも生きて聴けることに感謝したくなるくらい素晴らしいアルバム。僕にとって大切な1枚。ふたりとも繊細で朴訥、飾り気がなく、これみよがしなプレイは一切ない。残念ながらハンク・ジョーンズは去年亡くなってしまった。

☆Eric Dolphy/Out To Lunch
自分が持っているジャズのアルバムの中でも好きな1枚。ボビー・ハッチャーソン(vib)、リチャード・デイヴィス(b)、トニー・ウィリアムス(ds)、フレディ・ハバードtp)そして、エリック・ドルフィー(as)みんな素晴らしい。不思議な夢を観ているようなイマジネーションを刺激してくれるアルバム。みんなが違う色を出しているのに、水の上に絵の具を垂らしたようにだんだんと混じり合っていく。・・・今日はこの辺りでThe End。

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☆Buena Vista Social Club Presents Ibrahim Ferrer
90年代中頃のブエナ・ベスタのブームの中で知ったこのキューバのお爺さんの歌手イブライム・フェレール。オマーラ・ポルトゥオンドとのデュエット「シレンシオ/静寂」は夢の中にいるような美しい曲だ。
朝の目覚めにはとてもいいアルバム。

レコードやCDもなかなか処分できないが、本も処分できない。今日はもう読まないだろう本を古本として売りに行くため選別しながらボサノバを聴く。ちなみに服や靴はすぐに捨てれるのになかなか本とレコードは捨てられない。
☆The Best Of Astrud Gilberto
キューバから更に南下。高校生に流行っていたボサノバのアストラッド・ジルベルト。"Once I Loved"と"Corcovado"が好きだ。

昼飯が終わってからソファに寝そべり60年代フォーク・ロックのバーズへ。12絃ギターが気持ちいい。
☆The Byrds/Mr.Tambourine Man
このアルバムが出た頃、中学3年だったか、小遣いが少なくてこのアルバムを買えなかった。同じクラスの金持ちの息子がある日、このアルバムを持って学校へ来た時のことをよく憶えている。シングルでヒットしていた「ミスター・タンブリンマン」をラジオで聴いて惹かれていたので「貸してほしい」と頼みたかったが、そいつのことが嫌いで言えなかった。仕方なく、その頃住んでいた名古屋の納屋橋のヤマハでこのアルバムを試聴させてもらった。A面B面とも聴かせてもらい終わって感動していたら、店員さんが嫌な顔をしていた。何故なら僕はほとんど試聴だけだったから。
"All I Really Want To Do"というディランの曲が大好きだ。

バーズを聴いていたらこのバンドを想い出した〜「ニッティ・グリッティ・ダート・バンド」
☆Nitty Gritty Dirt Band/Uncle Charlie&His Dog Teddy
このバンドはカントリー・ロックというカテゴリーに入るらしいけど、もっと幅広い感じがする。時々ザ・バンドみたいだったり、ビートルズみたいだったりすることもあるかなり自在なバンドだ。サウンドが素晴らしい。いま聴いてもまったく古さがない。1970年のアルバムなのに・・・。名曲"Mr. Bojangles"もある名盤。

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今朝のスタートは
☆Syl Johnson/Diamond In The Rough
ブルーズをやっている時のシルも嫌いやないけど、やっぱりこのハイ・レコードの頃がいちばん好きかなぁ・・。ホッジズ3兄弟にドラムのハワード・グライムスのリズム隊のグルーヴはやっぱ落ち着く。ミディアムの8ビートは絶品。1974年製作でプロデュースは巨匠ウィリー・ミッチェル。ハイ・サウンド黄金期。他のソウル・レーベルにはない哀愁漂うスローもたまらん。そういえば娘のシリーナ・ジョンソンはどうしてんのかな・・・きれいな娘や。ふたりで来日してくれんかな。

☆Cassandra Wilson/Sings Standards
カサンドラはすごく好きでほとんどアルバムもってるけど、これは久しぶりに聴くジャズ・スタンダード集。声が好きやから何歌ってもええけど、このアルバムはちょっと刺激がないかな。彼女はやっぱりヤバいトゲをちらっと聴かせてくれる歌がいいんやけどね。"NEW MOON DAUGHTER" "traveling miles"あたりの方が本領発揮かな。
昔、ニューオリンズのライヴで聴いた彼女の"Strange Fruit"はもうめちゃくちゃよくて・・・でも、その歌詞の内容と彼女のMCに白人の客で帰ってしまうアホがおったなぁ。

☆Soul Train 1975
初めてアメリカへ行った頃にかけっぱなしのラジオから流れて来てた曲ばっかり。のっけにオハイオ・プレイヤーズの"FIRE"つづいてAWBの"PICK UP THE PIECES"これはいつ聴いてもかっこええ。それからブラックバード、KC&The Sunshine Bandこれがまた"That's The Way Ah Ah I Lile It♪〜"思わず歌うがな、踊るがな・・・。いちばんディスコに行った頃かな。ロスでこの辺のソウル・ファンク・グループが勢揃いのコンサートに行ったなぁ・・・みんな踊り狂ってた。
このアルバムの最後がステイプルの"Let's Do It Again"・・最高。曲作ったカーティス・メイフィールドも、途中でシブくソロをとるステイプルのお父さんも天国へ行ってしまった・・私にとってソウルのいい時代。メイヴィスがんばれ!

☆Graham Central Station/Release Yourself
Soul Trainで盛り上がって聴きたくなったグラハムへ。1974年か・・周りのベーシストがみんなチョッパーの練習してたけど、いま聴いてもやっぱ本家本元はえぐい。タイトル曲グイグイでんがな。you tubeで見ると運動会みたいなバンドで、みんなめっちゃ元気や。やっぱり、肉いっぱい食べてる感じがする。

☆Ginji James/Love Is A Merry Go round
グラハムのアルバムを棚に収めたら、その横にあったこのアルバムに気づいて久しぶりに聴いた。ジャケ写がアルバム・タイトルにひっかけてメリー・ゴー・ラウンドにジンジちゃんが乗ってる、そのまんまやないか!ジャケット。でも、ジンジちゃん可愛い。声が柔らかくて品があるし、変に高い声とか出さんからええ。何かこの声に包まれて眠りたいような・・1971年シカゴ・ソウルの隠れた名作。でも、ジンジちゃんのアルバムはこれ1枚だけしかない。ライナーを読むと成績優秀の学生で生物学の学位も取ってるから、そっち方面に転職したのかもしれんなぁ。惜しいなぁ・・可愛いし、歌うまいし、頭ええし・・・。

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この日は朝から「笑点」の公開録画に行き、その後新宿をふらふら、レコード衝動買い、そして曙橋461へ飲みに行きワイン飲み続けべろべろで帰還。家聴きはなし。

1/30
☆Aaron Neville/I Know I've Been Changed
昨日買い求めたアーロンの新譜を、朝、早速聴いてみる。ゴスペル・アルバムでいつものアーロン節が聴こえてきていいなぁと思ったのだが、去年リリースされたメイヴィス・ステイプルのゴスペル・アルバムような胸を熱くしてくれるものが何かないな。まだ、一度しか聴いていないので言い切ってしまうのもなんやけど・・。昔、ニューオリンズのフェスティバルに行った時、ゴスペル会場に予定されていなかったアーロンが現れて素晴らしいゴスペルを歌ってくれた。その思い出があったのでこのゴスペル・アルバムをゲットしたのだが・・・。間をおいてまた聴くか。

☆From Barbershop To Doo-Wop To Hip-Hop(アメリカン・コーラスの歴史)
中村とうようさんが選曲、監修されたこのコンピ・アルバムを前から入手しょうと思っていたら、昨日20%オフで売られていたので即ゲット。選曲されている半分くらいは知っているグループだが、あと半分は初めてで名前も知らないグループもある。自分が歌っているブルーズにはほとんどコーラスがないのでコーラスものには疎いのだが、このアルバムはとてもいいナビゲーターになる。

☆Joe Hill Louis/the Be Bop Boy
これは昨日ゲットしたアナログ盤。安かった・・千円切ってた。ジョー・ヒル・ルイスは50年代にメンフィスでワンマンバンドで活躍したブルーズマン。ワンマンバンドとはひとりで同時にいくつかの楽器を演奏するスタイルで、ジョー・ヒル・ルイスは歌とギターとハーモニカとドラムのバス・ドラとハイハットを演奏する。
歌とギターは朴訥だけど(時々アグレッシヴ)グルーヴ感は結構イケイケ。メンフィスの公園で演奏していたそうやけど、ストリートでやっているムードがアルバムにも出ている。なんかずっと聴いていたいような安ぎ感が漂ってる。

☆Earl King/Trick Bag
もう大大大好きなアール・キング。収録されている音源はもっているのだけど、アナログ盤のジャケットを見て衝動買い。ファンキーで本当にかっこいい。しかし、名曲のタイトル曲はじめいい曲を作った人や。もう一回ライヴ聴きたかったなぁ。

☆Guitar Star
マイティ・ジョー・ヤング、マジック・サム、フェントン・ロビンソン、ウェイン・ベネット、ボビー・パーカーなどシカゴで活躍したブルーズマン/ギタリストの50-60年代のコンピ・アルバム。以前、金がない若い頃にやっと手にいれたレッド・ライトニンのこのアナログ・アルバムをあるバーに貸したら紛失されてしまい、新たに昨日買い直した。久しぶりに聴いたが、選曲の妙あり。どのブルーズマンも素晴らしく、実に内容の濃いアルバム。

そろそろ、ツアーも近づき、いやその前にJIROKICHI3Daysか。そろそろいろいろ準備せなあかんなぁ。
「もう如月すっかりついた怠け癖」