blues.the-butcher-590213のマンスリー無観客配信ライヴ。いま音を出し大声で歌うことは月に一度のこのJIROKICHIでの配信ライヴしかない。感染の広まりがなかなか収束に向かわず重症者も減らない中、安全になんとか音楽をやっている自分を保つ方法はこの無観客配信ライヴしか私にはない。コロナ・ウィルスの感染に対しては人それぞれ様々な考えがあるから、これが正解というのはない。少しでもお客さんを入れてライヴをやるミュージシャンもいれば、ツアーをするミュージシャンもいる。中には全くライヴを中断している人もいるし、スタジオでレコーディングに活路を見出している人もいる。それぞれ自分に合ったスタイルで音楽と生きて行くしか今は方法がない。誰かに合わせて無理をしてやっても心から音楽を楽しめないだろう。元々好きな音楽を聴くことから始まっているのだから私は今も変わらず好きな音楽を聴いているだけでもある程度心は満たされている。自分のやってきた音楽を振り返ってみるのもいいかも知れないし、これから先に向かう展望に今までになかったインスピレーションが湧き出るかも知れない。決して無駄な時間ではないし、決して暇でもない。やることはたくさんある。こうして書くこともだ。photo by 山下聡一郎