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Blues & Soul レコーズ誌no.158 発売

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新しいブルース&ソウル・レコーズ誌が発売された。
特集はネットフリックスで公開された「マ・レイニーのブラックボトム」とレイニーはじめクラッシック・ブルーズについて。
マ・レイニーと言っても一体どのくらいの人たちが知っているのだろうと心配になるが、個人的にはbsr誌しかこういうブルーズのコアな部分の特集は組めないので大歓迎だ。
1920年代に黒人そして女性そして歌手として生きることはそれだけで現代の我々の想像を遥かに越える苦難の数々だったと思う。20年代の女性シンガーたちはクラッシック・ブルーズといわれるブルーズが録音され始めた頃のパイオニアの人たちだ。最も有名なのはヒットも多くあったベッシー・スミス。ベッシーは「ブルーズの皇后」と言われたが。マ・レイニーはそのマ(ママ)が表すように「ブルースの母」と呼ばれた。その名前のように面倒見がよく、親しみやすく優しい人柄だったという。
そういうマ・レイニーのことや古の女性ブルーズ・シンガーのことが今回の特集には書かれている。現代の女性への性差別の問題やセクハラ、パワハラにも繋がることも考えさせられる特集だ。
同誌に連載されている私のエッセイ"Fool's Paradise"ではブルーズの歌詞のことに触れたが紙面が少ないので深いところまでは書けなかった。また日本語のブルーズに関しても少し書いた。
「日本語のブルーズ」という曖昧模糊とした範囲の音楽がずっと続いているのに評論家、ライターの方々はほとんど意見を言われない。現在「日本語でブルーズを歌っています」という方々の歌と「新宿ブルース」や「伊勢佐木町ブルース」などとどう違うのか、何を称して日本語のブルースと呼んでいるのか・・・さらに英語で生まれているブルーズを日本語で歌いそれがブルーズと呼べるのかというような話もない。
個人的にはブルーズは英語で生まれたアフリカン・アメリカンの民族音楽だと思っているので、「日本語のブルース」という言い方にとても気持ちの悪いものを感じる。例えば日本の歌謡曲、ポップスを外国の方が歌い競い合うTV番組があるが、出演する外国人はみんな日本語で歌う。なぜなら日本語で生まれた歌謡曲、ポップスは日本語のビートでしか表現できないからだ。優劣はあるが皆さん日本語の歌をとても熱心に勉強されている。それを考えると英語のビートで生まれたブルーズを日本語で歌うのは無理があるのではないか。そして自分で作った日本語の歌は「日本語のブルース」ではなく「日本語の歌」ただ単に「オリジナルの歌」ではダメなのか。
そういう様々な気持ち悪さを私はずっと持っている。曲名にブルースとつけることによってブルースのムードを得たいだけなのではないかとも思う。
いつかもっと整理して「日本語のブルース」について書いてみようと思っている。

連載の"Fool's Paradise"読んでみてください。