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2006.3
RESPECT THE STONES
(GENEON GNCL-1049)
1.(I Can't Get No) Satisfaction / THE PRIVATES
2.Rip This Joint / the ZOOBOMBS
3.Jumpin' Jack Flash / THE MODS
4.Miss You / Shun Kikuta Band
5.Angie / DIAMOND☆YUKAI
6.Happy / HARRY
7.Heart Of Stone / Sheena & the Rokkets
8.Midnight Rambler / The Blues Power(永井“ホトケ”隆)
9.Gimme Shelter / JUNGAPOP
10.Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker) / THE SONS
11.Live With Me / 池田祐司のShowerZ
12.Shine A Light / 三代目魚武濱田成夫
ザ・ローリング・ストーンズの来日に合わせてストーンズをリスペクトする日本のミュージシャンたちによって作られたコンピレーション・アルバム。私はThe Blues
Power(永井“ホトケ”隆vo&g,浅野祥之g,沼澤尚dr)で参加した。曲は以前から一度歌ってみたいと思っていた"Midnight
Rambler"にした。ジョン・リー・フッカーがやる重いブギ・ビートがルーツにあるこの曲は、ブルージーで自分たちがやるのにぴったりだった。でも、連続殺人者のことを題材にした内容の歌詞が、思っていたよりもかなり長くて参った。同じ歌詞をリフレインしているのかと思っていたら、各コーラス少しづつ違っていた。
2005年のクリスマス・イヴの日にスタジオに入り、1日で完パケまで仕上げた。私にとっては初めてのエレキ・ギターの録音ということで何テイクかやって録音を楽しみたいと思っていたら、テイク2で終ってしまい、しかも使われたのはテイク1の方だ。
3人が向い合うようにトライアングル状態になって一斉に爆音を出し、歌も演奏も同時録音。後からのオーバー・ダビングは一切なし。The Blues Powerらしいボトムのあるグルーヴが渦巻いている。イントロの入り方からカッコいい沼澤君のビートは鉄壁だし、浅野君のエンディングに向って登っていくようなソロも素晴らしい。
しかし、ストーンズの曲作りはシンプルだけど実に巧妙だ。そして、思わず「かっこいい!」と唸ってしまう箇所がいくつもある。演奏し、歌っているうちにどんどんテンションが上がってしまった。もし、もう一度この企画に参加できるなら、次回は"Paint
It Black"をやりたい。でも、あれも歌詞が長かったような・・・・。
2006年3月8日発売 |