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DIARY 2009/4月某日

三国ヶ丘Fuzz 三国ヶ丘Fuzz/Congratulations On Your 10th Anniversary! Fuzzは10周年だそうです。先達の拾得や磔磔、JIROKICHIのように25年、30年続けてください!

三国ヶ丘駅前 三国ヶ丘駅前/森君とふたりでいるとこういう渋い店に入ってしまいます。また、森君はこういう渋くて、いい感じの店を見つける素晴らしい嗅覚を持っています。前にいるおばちゃんは夕飯のオカズを買いに来てました。でも、基本的にここは蕎麦屋です。でも、中に入ると居酒屋です。でも、オカズも売ってます。

泉佐野 漫画屋 泉佐野 漫画屋/漫画屋と言っても漫画喫茶ではありません。ライヴ&飲み屋です。今回もたくさんお客さんに来ていただき、ありがとうございます。来るたびにいい感じになってきた「佐野川Same Old Blues Band」の演奏が始まったところです。

おっさんとおっさん おっさんとおっさん/左のおっさんはいつも泉佐野に呼んでくれている松浪さん。ギタリストですが結構ギターを次々に替える浮気者です。右のおっさんは松浪さんの友達でサーファーということですがどう見ても漁師さんに見えます。サーフ・ボードより大漁旗でしょう。

Sonny Boy Williamson Sonny Boy Williamson/前出の松浪さんが「おもろい店見つけました」というので行ってみました。店の名前が「Sonny Boy Williamson」です。これは間違いなくブルーズ・フリークの方がやっているに違いないと松浪さん、森君と車を飛ばしました。着いたのは大阪のファンキー・タウン天王寺近くの新今宮。店の前の看板にはRest&Beer ソニーボーイ Jazzと書かれています。ブルーズではなくジャズなのか?と少し落胆した気持ちで店内へ・・・。

Sonny Boy Williamson店内 Sonny Boy Williamson店内/店内は広くてガラス張りになっているので開放感があります。席に座ってしばらくはジャズが流れていて壁にはジャズ・ドラマーのアル・フォスターの大きな写真があったので、オーナーはやっぱりジャズ好きで店名だけおもろいので「サニーボーイ・ウィリアムスン」にしたのかな・・・と思っていました。

Sonny Boy Williamsonのメニュー Sonny Boy Williamsonのメニュー/しかし、このメニューを見るとやはりブルーズマン「サニーボーイ・ウィリアムスン」、それもサニーボーイ1世のアルバムジャケットのロゴと激似!
<ちなみにブルーズ界にサニーボーイ・ウィリアムスンはふたりいましてシカゴで先に名前をあげたのは"Good Morning Little School Girl"などのヒットがありリトル・ウォルターにも影響を与えた本名ジョン・リー・ウィリアムスンでややこしいのでこちらをサニーボーイ1世、そしてのちにチェス・レコードで"Help Me"や"Don't Start Me Talkin'"などを残したのが本名ライス・ミラーでこちらがサニーボーイ2世となってます>
このメニューでは朝の7時から開店となっていますが、実は朝の6時!からやっているそうです。

Sonny Boy Williamsonのメニューを更に Sonny Boy Williamsonのメニューを更に/見ているとなんと「すべての料理が朝から出前できる」!ってすごくない?ブルーズマンのサニーボーイがこんなに早起きで働き者だったとは・・・。

しかもSonny Boy Williamsonの料理は しかもSonny Boy Williamsonの料理は/めっちゃうまかった!そもそもここを見つけてきた松浪さんは雑誌で「タクシーの運転手さんお勧めの店」にこのお店があることを発見したそうだ。そして、何か私たちのテンションが上がってきたところで流れてきましたマディ・ウオーターズ!それからはブルーズのオン・パレードでロックの名盤「フィルモアの奇蹟」なんかもありました。しかも素晴らしいのはすべてアナログ盤であるところです。だからレコード盤に針を乗せる「ブッ!」という音が聴こえます。あまりに楽しくて結局4時間「Sonny Boy Williamson」にいました。

記念撮影 記念撮影/真ん中がSonny Boy Williamsonのマスターの松本さん。すごくいい感じの方でした。もうこの店を26年ほどやってらっしゃるそうです。素晴らしい!関西のブルーズ関係者も誰も知らなかったこの素晴らしいブルーズの流れるレストラン!是非一度みなさん行ってみてください。お値段もリーズナブル、しかも美味しい、しかもブルーズが聴ける!私には天国のようなレストランでした。そして、何がおもろかったかと言えば、結構大きめの音でマディが流れる中、近所のおっちゃんおばちゃんがランチを食べている光景でした。ああ・・この人たちは毎日ここでブルーズ聴いてごはん食べてるんや・・・と。 ホームページです→http://www.sonnyboy.jp/

なんやねん!君ら・・ なんやねん!君ら・・/と、突っ込みたくなる一枚です。左、還暦を迎えた九死に一生を得てばっかのChicago Rockのマスター、右、ちょっと橋本知事入ってませんか?IVYのマスター。このおふたりには本当にいつもお世話になってます。そして、ふたりともアナログからCDまで間違いなくいいアルバムを持っているブラック・ミュージックとロックのフリークです。

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