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DIARY 2009/12/04〜07 北関東の旅


北関東の旅/09.12.04今日から北関東3カ所をKOTEZとシュウ(上村)の3人で旅だ。左手に秩父方面の山々を、そして前方に榛名山や北群馬の山並みを眺めながら関越道を北上し前橋に向かう。前橋に行くのは初めての気がするのだが・・・・これまでたくさんいろんなところに行ったので時々わからなくなることがある。「前橋・・・初めてです。たぶん・・・」と中條さん的言い回しにしておこう。

音処きしん/前橋「音処きしん」。蕎麦屋のような佇まいだと感じたのでマスターに「ここは以前は蕎麦屋さんですか」と聞くと、「ここは前は焼き肉屋でした」とマスター。しかし店構え、看板の字、店名・・はやっぱり蕎麦屋の風情がする。ちなみに店名の「きしん」はマスターのお名前の「貴信」(本当はたかのぶと読むそうです)から付けられたそうです。

アフターアワーズ/演奏が盛り上がって来てくださったみなさんも盛り上がって、打上げでマスターのバンドの演奏を聴かせてもらいました。ジャグバンド・スタイルでとても楽しいバンドでした。みなさんの顔を見てもらえば楽しさがわかると思います。

ほうきのストリングス/この方は1本絃のストリング楽器やシガーボックス・ギター(アメリカの葉巻タバコが入っている缶をボディにした絃楽器)やウォシュタブ・ベースを自作されているのですが、これは本物のほうきに絃が3本張ってある楽器でピックアップ・マイク(!)も付いていて「エレキ」です。かなりパワーもありました。

お人形パーカッション/これはバンドの女性の方が持っていたもので、ちょっとピンボケになってしまいましたが手元で操作すると人形の足が動いてカタカタカタカタという音を出すパーカッションです。結構難しそうでした。

ウォシュボード&ウォシュタブ・ベース/右の女性が持っているウォシュボード(洗濯板)はジャグやケイジャン・ミュージックでパーカッションとして使われているものです。左の男性のウォシュタブ・ベース(洗濯桶を逆さまにして一本絃をつけたもの)もブルーズ発祥の頃から考え出された楽器で、60年代カントリー系のバンド「ニッティ・グリッティ・ダード・バンド」がこれを使ってました。あとCCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)のジャケット"Willy And The Poor Boys"にもこれを弾いている写真がありました。オールド・アメリカン・ミュージックでは両方ともなくてはならない楽器です。そして、この服装で年末の大掃除をしてもOK。

おっと!/このバンドに飛び入りしているちょっと強力なキャラのふたりを発見!いゃ〜ふたりとも見事なメタボちゃん。左の方は完全なスキン・ヘッド、右の方はナチュラル・スキン・ヘッドに進行中。このふたりのキャラに妄想癖を刺激され夢中になり写真を撮りまくりました。以下しばらくご覧ください。

Deep Soul Duo/有名なサム&デイブはじめピック&ビルなどソウル・デュオはたくさんありますが、どうでしょう、この北関東の硬派なソウル・デュオ。ふたりとも強烈なシャウターですが左がシカゴ・ブルーズの名プロデューサー、ベーシストのウィリー・ディクソンとは遠い遠い親戚筋にあたると言われているディクソン金子。右が奔放な歌い口で一度テンションが上がるととんでもない高みに行くが、必ず元に戻ってくると言われているブーメラン大友。

ブーメラン大友/普段はギャンブラーとクラブの用心棒をやっています。週末に裏通りの黒人しかこないディープなソウル・バーで歌ってそうな感じです。ちょっとソロモン・バーク的な怖い匂いがあります。KOTEZ君がソボロ・バークと言ってました。でも、ブーメラン大友さんの初対面の自己紹介は「昔自衛隊、今自営業」という強面のキャラに似合わないグダグダのオヤジ・ギャグで始まりました。

ブーメラン大友その2/こうなるとソウル・シンガーというより「ほんまもん」のヤの方に見えます。飲み屋で見かけたら絶対目を合わさない方がいいタイプですね。何を歌っているのでしょう・・・ソロモンの"Everybody Needs Somebody to Love"か? いや歌っているのではなくて最後の出入りの前、檄を跳ばしているアニキですね、こりゃ。

ディクソン金子/ディクソン金子さんは必ず日曜には教会で歌っている温厚な信心深いゴスペル直系シンガーで自分の教会を持つことが夢です。誠実なソウル・シンガー、トゥーセイン・マッコールを彷彿とさせるものがあります。

ディクソン金子その2/1曲歌ってくださいと頼むと「こんな飲み屋では歌わないのだが・・・」と言いつつも、"Precious Lord"をアカペラで歌ってくれました。マイクを持つ白いハンカチがゴスペル・シンガー的です(コーディネイトはKOTEZ君です)。

実は/ふたりともKOTEZ君を師と仰ぐハーピストなのです。ふたりとも写真映りはジェイムズ・コットンばりのブロウ派なんですが、実際はメタボ体型からは信じられないくらい音がめっちゃ小さくて思わず笑ってしまいました。KOTEZ君が「もっと大きな音で!」と指導してましたが、なんだか小さいのです。

結成!前橋ハープ・ウィンク/それでせっかくふたりとも抜群のキャラしているのだからツイン・ハープのグループを組んだらどうだと提案してみました。満更でもないふたりに私が強引にグループ名を命名しました−「前橋ハープ・ウィンク」。真ん中の命名認定書を持って神妙な顔をしているのはブルーズハープ・コミッショナーのKOTEZさん。「ウィンク」はあのふたり組ウィンクからいただきました。次の写真でウィンク的な感じがわかると思います。

息はぴったり/ふたりはほぼ初対面に近いのに息の合い方はピッタリです。振り付けのあるブルーズ・ハープ・デュオとしてきっと活躍してくれると思います。ただ、ひとつハープの音がものすごく小さいんです・・・・・。

できない・・・/それでふたりはグループ結成のためにメルアド交換を赤外線通信で何度も試みるのですが、やっぱりおっさんなのでうまくいきません。ディクソン金子のマジ顔がめちゃオモロい。

がんばれよな/打上げも終わりお別れの握手をしているのですが、どう見てもブーメラン大友さんが「オレみたいになるのは時間がかかるけどがんばれよな」とKOTEZ君を励ましているように見えます。

まだまだだけど/こちらもKOTEZ君が「オマエ、まだまだだけどがんばるんだぞ!」とディクソン金子さんに激励されている感じになっています。KOTEZ君も「ありがとうございます!」と嬉しそうですね。

コテ散歩/お昼近くに前橋の街を散歩するKOTEZ君。天気は悪いし、人はいないし、店は閉まっているし、腹は減ってるし・・・・・で、テンションが上がりません。まあ、ステージ以外で無駄にテンション上げる必要もないけどね。

伊勢崎Kenny's Cafe/Kenny's Cafeには9年ぶりに来ました。9年前は亡き塩次伸二とデュオでした。同じ12月でした。

h!Tiger!!!/Kenny's Cafeにいま話題のタイガーがお忍びできていました。女性は同伴していませんでした。似てますよね。実はこの人はゴルフはしませんがハーモニカを吹きます。ディクソン金子さんの弟さんです。ディクソン金子さんは3兄弟で全員でハーモニカやっています。なんでまた3人で・・・。

ホリケン君初アルバム/高崎でいつもライヴに呼んでくれるホリケン君がいま初アルバムを制作中で私とKOTEZ君も参加しました。レコーディング場所は新井さんというエンジニアの方の家の6畳間。ホリケン君が歌入れしている横でKOTEZ君ビール飲んでます。顔に精彩がありませんが前夜の酒がぶり返して気持ち悪くなっているのでしょうか。

堅気じゃないな/雰囲気が堅気のふたりではありませんね。左は高崎のキャバレー王、右は競馬のノミ屋という感じがします。群馬の温泉に豪遊に来たという感じでしょうか。ホリケン君、お疲れさま。

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