"Chicago Blues&Soul Showdown"のコンサートに行ってきた。
いちばん期待していたミッティ・コリアの声が潰れ、そのせいで音程も悪くがっかりした。それでも時折見せるゴスペルのパワーに「ああ!がんばってくれ!」と言う気持ちになるのだが、そういう気持ちで観続けるのはしんどかった。
トリのフラミンゴスはオリジナル・メンバーはテリー・ジョンソンしかいないのだが、コーラスはなかなか見事なものがあった。でも、バックはカラオケ。バック・ミュージシャンがステージにいるのに流れているのはカラオケ・・・・ミュージシャンたちは「あてぶり」。オケに合わせて演奏もしていたらしいが彼らのなま音はほとんど聴こえなかった。これに私のこのグループに対する気持ちは一挙に冷めてしまった。あんなことするならコーラスが上手いのだからピアノだけとかアカペラ状態でやるとか、オケだけ流してミュージシャンはステージから降りるとかやりようがあるだろうに・・。なんか譜面見ているのにカラオケが流れて「あてぶり」状態のミュージシャンは同業者として哀れだった。最後にはやたらニコニコして笑って歌っているテリー・ジョンソンがとてもいい声しているのにバイショー(商売)だけのシンガーに見えてしまった。しかも「川の流れのように」をやたらうまい日本語で歌われてアメリカの日本人クラブにいるような気分になってしまった私でした。
終わってから入り口でサイン会をやっていたが、ひとりポツンとしていた78才になるバイザー・スミスが寂しそうだったのでアルバムを買ってサインしてもらった。もう年のせいなのかステージでは歌詞を忘れたような状態になったり、ミス・トーンも多々あったが時折見せるロウ・ダウン&ファンキーなギター・プレイはロウエル・フルソンを想い出させた。バイザーをもっとリラックスした感じのところでゆっくり観たかった。
ジョニー・ロウルズはフツーでした。ハーモニカの八木君に似ているなぁ・・・と思ってみていました。
ミッティの髪型は和田アキ子さんでした。
テリー・ジョンソンの笑顔は井上順さんに似てました。
フラミンゴスの女性はたぶん昔きれいだったと思います。
バックのベースの人は顔がミッキー・ロークのNGみたいでした。
サックスのおっさんは顔がソニー・ロリンズのNGみたいでした。
キーボードのおっさんは何を考えているのかプレイにも表情にも何も表れてませんでした。
ドラムのおっさん・・・・・・・・・・もう少し予習してください。
文がだんだんグダグタになってきたのでもうやめます。
ご招待いただいたのにこんな風に書くのもなにかと思いましたがこれが私の正直なところです。
でも、こういうパッケージ・ショーは楽しいのでまたやってください! |