I'm Jimmy Reed/53年から58年までの録音を収録したジミー・リードのファースト・アルバムで、有名ヒット曲"Honest I Do","You
Don't Have To Go""Ain't That Lovin'You Baby"などが入っている必聴盤。椅子に持たせかけたギター(何故かシールドがついている)そして椅子の上にハーモニカ、そして何故か右下に灰皿とその周りに吸い殻が散らばっている。ギターとハーモニカはリードのトレード・マークとしてわかるがこの灰皿と吸い殻はなんだ?ジミ−は酔っぱらいだったが、タバコもヘビー・スモーカーだったのか?お洒落なようでどこか「いなたい」ジャケットだ。
Rockin' with Reed/59年発表の2枚目。これも名曲"Going To New York"が入っている逸品で是非聴いてもらいたい。ジャケットもカッコイイ!背中向けてギター弾いている男がジミー・リード本人であるかどうかはわからないが、「リードとロックしょう」というタイトルとこの燃えるような赤がいい!このジャケットでT.シャツ作りたい!
Found Love/暗がりの中、柔らかそうな生地の上に置かれたハーモニカ。そしてタイトルは"found love"..........。なんか大人の愛を感じさせるこのジャケットが、このVJシリーズで一番好きかも知れない。このアルバムにはチャート・インしたヒット曲も多く、"Big
Boss Man"と"Baby What You Want Me To Do"は私もカヴァーさせてもらっている。"Hush
Hush"と"Found Love"もヒットしている。"Baby What You Want Me To Do"ではリードの嫁さん、メアリー・リーのコーラスも入っている。前の2枚が代表的なアルバムとして語られることが多いが、個人的にはこれがいちばん好きかな。
Now Appearing/60年発表のアルバムで、この頃はもうすっかり大スターだったリード。Now Appearingというのは「只今出演中」という意味だが、こういう大きな立派なクラブで歌う1流のブルーズマンだった。このジャケットもかっこいい。
Jimmy Reed at Soul City/64年のVEE JAYでの最後のアルバム。拍手や人のざわめきが曲間に聞こえるが、また"Live
In Person Recording!"なんてジャケットに書いてあるが、これは「ニセ・ライヴ」。昔の黒人のレコードにはよくこういう「ニセ・ライヴ」があるが、なぜそういうことをするのか本当の意図はわからない。売り上げがよくなるのか?私もかなりライヴ・レコ−ディングはしているがニセ・ライヴ・レコーディングはまだ経験がない。一度やってみたい。しかし、このアルバムでも最後までジミー・リード風味はまったく変っていない。まるで金太郎飴のようないつものブルーズが聴こえてくる。だが、また今日も聴いてしまう私・・・・。さて!お気づきの方もいると思いますが、他のVEE
JAYのジミ−・リードのアルバムにもジミ−・リード本人が顔を出しているものが一枚もない。裏ジャケに写っているものはあるが・・・なぜかはわからない。そこで最後に御本人の姿を御披露したい。
Jimmy Reedさんです!一杯ひっかけて御機嫌なところでしょうか。偉大なるJimmy Reedに乾杯!
|