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永井”ホトケ”隆/tbt(tRICK bAG tRIBE) No.18
 

<I thank you all>
10月のJirokichiのライヴではちょうど不肖永井の誕生日ということで、みんなから
花束、チョコレート、ケーキ、お酒などたくさんのプレゼントをいただきました。
また、僕のラジオ番組のステイション-毎日放送ラジオに送って下さった方々もいま
した。本当にみなさんありがとうございました。プレゼントも嬉しかったけど、カ
ードに書き添えていただいた励ましの言葉に、この夏からやや下降していたハート
に火がついた感じです。さて、今年もあと少しになって来ましたが、ここ数年不景
気のためか何となく街のムードが地味というか、年末のクリスマスだ!忘年会だ!
という発散のムード(散財のムードでもある)に欠けていると思うのは僕だけでし
ょうか。
<バブルの頃のブルーズボーイたち>
思い起こせば数年前、「ディナー・ショー」などとはほど遠い私めにもお声がかか
りまして、大阪某一流ホテルで近藤房之助、木村充揮、永井隆のブルース・クリス
マス・ディナー・ショーというのがありました。ギターは山岸潤史でした。楽屋に
はホテルの支配人直々に御挨拶に来られ、上品な小さ目のサンドウイッチ、サラダ
(シェフのオススメ、きまぐれサラダ?)、ビール、ワイン、ウィスキー、コーヒ
ーなどが真っ白いテーブル・クロスのかかったテーブルに用意されていました。そ
こで前日の酒が抜けないままの歌手3人が曲の相談などしていましたが、ひとり15分
くらい歌えばよいとわかった途端、3人はまたビールを飲み始めました。酔っぱらい
つつも、演奏は難なく終わり、ギャラをもらって、さあメシでも行くか・・と山岸
を探しているとヤツはすでにギャラを握りしめホテル内のステーキ・レストランで
ぶ厚い肉にかぶりついていました。泊まりはもちろんそのホテルでしたが、スウィ
ートの次くらいのそれはそれは立派な部屋でした。が、終わった後結局梅田方面に
飲みに行き、実際その部屋にいたのは3時間ほどでした。チェック・アウトの時に再
び支配人から「また、よろしくお願いします」と名刺ももらったが・・・それから
音沙汰はない・・・ない。帰り際、入り口にそのホテルのクリスマス・ディナー・
ショー週間のポスターが貼られていたので見てみると僕たち、「ブルーズボーイ」
の次の日は「C C.ガールズ」だった。1流ホテルから健康ランドまで様々ディナー・
ショーが行われているが、ミュージシャンはギャラがかかるとのことで落語家やお
笑いタレントに変えたところもあるし、日光猿軍団を出していたところもあった。
こっちもピアノがうまい犬がいるから「高円寺犬軍団」でいくか・・。「
Jirokichi・クリスマス・ディナー・ショー!高円寺犬軍団」というのも考えたが、
ディナーが「Jirokichi特製焼きうどん」では・・なぁ。
<今世紀の終わりにゴンゴンのtb Live 攻勢>
@ディナー・ショーではないけど、この年末にちょっと特別なtRICK bAGのライヴに
現在準備しているそのひとつ、11月28日29日の目黒「ブルーズアレイ」には是非来
ていただきたい。28日は"tb meets BHB"は我がtbが初めてホーン・セクションを導
入してのライヴ。以前、僕とベースの青木智仁でJames Brownばかりやるライヴをや
ろうというので”We love JB"というライヴを何回かやった。ピアノー佐山雅弘、ド
ラムー鶴谷智生、それにホーンズが「米々クラブ」のホーンだった「Big Horns
Bee」。その「BHB」のリーダー、フラッシュ・金子くんとはその後もいろいろやり
たいね・・と話していて今回、やっとtbとのライヴが実現することになった。曲は
もちろんJBからファンク、ソウル、それからいつもtbがやっている曲にもホーンズ
を入れてみんなに楽しんでもらおうと思っている。金子くんは立派なスタジオをも
っている。自宅をなんとかやりくりして無理矢理スタジオにしているミュージシャ
ンを何人か知っているが、そんなものじゃない。その方面に全く知識のない僕です
が録音器材のムードがスゲーだろう・・・という顔している。昼間、ついつい自宅
マンションにいることを忘れて「モントレーのオーティス・レディング”Try a
little tenderness”を歌う」になって大声で歌の練習していたら、「うるさいぞ!
」とどこからか怒鳴られてモントレーから「自宅の永井」に戻って意気消沈するこ
ともなくあそこなら目一杯パンパンに歌える。楽器もたくさんあって金子くんに聞
いたらサックスの前はギターでビートルズを歌う少年であったそうな。用もないの
に行きたくなるムードがあった。同じ金子姓のこっちの金子宅も用もないのに行き
たくなるムードがある。
29日は"Together Again"と題して、ここしばらく一緒にやっていなかった「金子マ
リ」をゲストに迎えてソウルフルな、大人のライヴを。僕が私淑するヴォーカリス
トである金子マリとは、普段よく会っているのでライヴもやっている気になってい
たがあまりやっていなかったので、久しぶりに彼女の歌声を聴きたくなった。是非
彼女のディープな歌声を聴きにきてください。不肖永井とのデュエットも新しいも
のをやろうとしていますが・・・さて、どうなるやら。いつも生徒会の副会長みた
いなイメージがあるので、時々「金子さん」と呼んでいるガ、小さい頃の和服の写
真を見てから「御まり坊」とという言葉が頭でぐるぐるしている。「御まり坊」は
甘栗が好きだ。ラーメンつくるのが本格的でうまい!パチンコ(パチスロ?)やっ
ている時はプロの人みたいで声をかけるのが阻かれる。が、シールが大好きだ。こ
こにもシールが・・・と思ったら値札だった。
@@それから、この秋に入院までしたブルーズ・ギター・マスター、塩次伸二が全面
回復、新装開店12月のあたまに久しぶりに東京へやってくる。先日大坂で久しぶり
にセッションしましたが、新しいアンプ、バイブロ・キングも購入しやる気満々で
した。12/4Jirokichi 12/5 船橋「月」

@@@そして、シークレット・ライヴのお知らせです。
久しぶりにニューオリンズから里帰りする山岸潤史とのセッションを12/7、
Jirokichiの通常のライヴが終わった後、アバウトですが11時か12時くらいからやり
ます。チャージなどは未定です。パーク・タワーのブルーズ・フェスで山岸は帰っ
てくるのですが、ひよっとすると他のメンバーも連れてくるかも知れません。終了
時間も未定です。ミッドナイト・ブルーズ・ランブラーしたい方是非どうぞ。何か
変更がありましたらメールします。

@@@@御存知の方も多いと思いますが、コジコジと塩次伸二が参加している4B'sのべ
ーシスト、ポール・ジャクソンから先日彼の新しいアルバムをプレゼントしてもら
った。内容は60年代終わりの彼の曲から最近のものまで(4B'sは入ってません)収
録されていて、以前発売されていた曲も一部入っている。中身はそれはもうドコド
コ、ドスドスの超ファンクで、素晴らしいものですが、表ジャケットに彼が「ヘッ
ド・ハンターズ」にいた頃の写真を使っていて・・・僕は「who is he?」とポール
にききました。その痩せてカッコいいこと!現在100キロ以上は間違いなくある彼で
すが、着るものは両国へ買いにいくそうです。なぜかわかりますよね。そして、中
ジャケにどこかでみた女性が・・・と思ったら金子マリでした。亀淵ユカさんとふ
たりで昔コーラスした曲が収録されていました。とにかくいいアルバムですが、い
まのところ発売元が決まっていません。インディーズから出るかも知れませんが。
こういう中身の濃いジャズ・ファンクのアルバムを日本は出さなくなりました。軽
〜いフュージョンとジャズもどきばかりで。
では、風邪の予防に、景気回復祈願に、来年の福を呼ぶtbとbrotherたちのライヴに
是非御来場ください。
11月28日"tb meets BHB"目黒「ブルーズアレイ」(ワン・ステージ)
  29日"Together Again"目黒「ブルーズアレイ」ゲスト金子マリ
12/4Jirokichi 12/5 船橋「月」塩次伸二ライヴ
12/7、Jirokichi Midnight Secret Gig <tb & Jun Yamagishi &brothers>

thank you for lovin' tb




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