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The American Folk Blues Festival Vol.Three 1962-1969
(ユニバーサル・ミュージック)

「アメリカン・フォーク・ブルーズ・フェスティバル」のVol1.2に引き続き、待ちに待った3のリリース。去年から今年にかけてブルーズ・フリークたちの挨拶は「あれ見た?」だった。あれとはこのシリーズのDVDのことで、このDVDシリーズをネタに盛り上がり何日も酒を飲むことができた。そして、今回の第3弾も期待通りの素晴らしい映像の数々だった。まずは登場順に出演者を追ってみよう!

「ビッグ・ママ・ソーントン」
のっけにバディ・ガイの司会で登場するのは、バディの3倍以上はあると思われる巨漢のビッグ・ママ・ソーントン。1965年の映像だ。歌うのはプレスリーがカヴァーして大ヒットした"Hound Dog"だ。ブルーズだけを歌う女性シンガーは意外と珍しいが彼女はそのひとりで、ジャニス・ジョップリンがカヴァーした"Ball & Chain"も彼女がオリジナルだ。彼女の"Ball & Chain"も素晴らしい歌唱なので探して聴いてもらいたい。しかし、並の太り方じゃない、なんでここまで?と言いたくなるビッグさ。でも、70年代後半にロスで彼女を観たときはもう病気でガリガリで、ビッグがとれてただのママになっていた。"Hound Dog"はMCAから出ている"Hound Dog:The Peacock Recordings"(これは彼女の初期の楽曲集)で、そして "Ball & Chain"はアーフリー・レコードから出ている"Ball N' Chain"で聴くことができる。
このフィルムで、登場する時に彼女がバッグをもって登場するのを「なんでバッグ持ってくるん?」と思う方もいるだろう。私はこれと同じ光景を以前アメリカで観たことがある。それはジョー・ウィリアムスというジャズ・ブルース・シンガーをロスのクラブで観たときだった。そこはすごく居心地のいいクラブなのだが、ややさびれた場所にあり、クラブとしては2流と評価されていた。そのクラブでMCに「さぁ、みんな用意はええか?すごいショーが始まるでぇ!イェー!アメリカ中、いや世界中でごっつ有名な、そして偉大なブルーズ・シンガーの登場や!大きな拍手で迎えてや!ジョー・ウィリアムス」と、派手に紹介されて楽屋から1m80cm以上はある長身でゆっくりと出てきたジョー・ウィリアムス。ジョー・ウィリアムスはジャズのカウント・ベイシー楽団でも歌っていたジャズ・シンガーとしては1流の人で、"Everyday I Have The Blues"のヒットもある。私は尊敬の念もこめて立上がり、スタンディング・オヴェイションで彼を迎えた。ところが、おっとっと・・彼はショルダー・バッグを肩にかけての登場だ。ネクタイをしてビシッとスーツでキメているにもかかわらずだ。しかも、使い古し、やや皮がハゲているというシブいバッグだ。そして、ステージに上がると大切そうに後の方にバッグを置き、"Everyday〜〜"と歌い出した。そして、最初のステージが終るとまた大事そうにバッグを肩にかけ、「世界中でごっつ有名な、そして偉大なブルーズ・シンガー!」とMCされて楽屋に帰っていった。一体何なんだ!?あのバッグは?と誰もが思った。そこで私はそのMCのおっさんに「なぜ、ジョー・ウィリアムスはバッグをもってステージに出てくるのか?」と、聞いた。すると、「ああ、楽屋でよく物が盗まれるからさ」と、そっけない返事だった。だから、たぶんビッグ・ママもそれなんだろう。楽屋が信用できない。私もかって楽屋でサイフを持っていかれたことがあるので、基本的に楽屋は信用していないが、ショルダー・バッグを持ってステージに出ることはない。

「ルーズベルト・サイクス」
さて、続いてDVDに登場するのは、ジョン・ウェイン(本物の白人俳優、ジョン・ウェインは嫌いだ)似のピアニスト、ルーズベルト・サイクスだ。まあ、「黒食パンマン」とも言える四角い顔に、葉巻きがトレードマークで、いつもスーツをちゃんと着た紳士だ。ここでは彼の華麗な指さばきが見れるブギの曲が始まる。あまりバンドでやっているのを聞いたことがなく、ここでも弾き語りスタイルだ。パワーのあるヴォーカルとスピードとグルーヴをもったピアノ、この時すでに60才だそうだが楽勝で演奏している。素晴らしいピアニストがたくさんデビューしたセントルイスで活躍していた人で、私は"The Country Blues Piano Ace(1929-1932)/Yazoo"というアルバムしかもっていないが、このアルバムは今あるかなぁ?

「バディ・ガイ」
そして、みなさんお馴染みバディ・ガイの若き日の姿が拝める。ジェイムズ・ブラウンの"Out Of Sight"をカンカンのテンションでやってくれる。仲間のジュニア・ウエルズもジェイムズ・ブラウンが好きだったが、当時の若手のふたりはやはりJ.B.の新しいファンクが気になったんだろう。アクションもJ.B.を真似ていろいろやってみるバディだか、J.B.のようなダンス・センスはなく、如何せんイナタイ・・・。たぶん本人は「めちゃかっこええ、めちゃキマってるやん、オレって!」と思って毎日シカゴのクラブでこれをやっていたのだろう。でも、この時のバディを観てクラプトンは「わぁ〜〜カッコええ」と思ったらしい。人それぞれ。

「ドクター・ロス」
そんなところへ、突然ドスドスの黒人ジューク・ジョイントに連れられていったような思いっきりダウンホームな、ドクター・ロスの登場。曲はジュニア・パーカーの"Feel So Good"だ。サウスポーのギター、ハーモニカ、そしてドラムのバスとハイハットだけを踏んで歌うというワンマン・バンド・スタイルがこの人の「売り」だが、いつも移動の際の楽器の持ち運びが大変だろうなぁと心配してしまう。このスタイルをやっているブルースマンは他にジョー・ヒル・ルイスという人がいたけど、最近のブルースマンでは見かけない。このおもろい伝統芸は消滅してしまったのだろうか?確かドクター・ロスの"Memphis BreakDown"というアルバムがあったはずなのに、いま懸命に捜索したが私のレコード棚から行方不明になっている。

「ビッグ・ジョー・ターナー」
そこに、先程の「黒食パンマン」ルーズベルト・サイクスに「ブルースのボス」とMCされて登場するのがビッグ・ジョー・ターナー。歌うのは私もカヴァーしている"Flip Flop&Fly"だが、体がでかいだけでなくいつも彼は威風堂々、かっこいい。ところでバックはオーティス・ラッシュ(g)、ジャック・マイヤーズ(b)、フレッド・ビロウ(Dr)、リトル・ブラザー・モンゴメリー(p)と彼のバックにしては珍しいメンバー。元々、カウント・ベイシーなどジャズ系のミュージシャンをバックに歌っていたジョー・ターナーだけど、ブギ・ピアノで有名なピート・ジョンソンと組んで評判になり"Roll'em Pete","Shake Rattle &Roll"そして"Flip Flop&Fly"などアップ・テンポの曲でヒットが出た。こういう曲はブギとも言えるし、R&Bとも言えるし、R&Rとも言えるので、そういうビートの流行があると彼は引っ張り出されてきた。
だから、彼は「ジャズ・シンガー」であり「ブルーズ・シンガー」であり「R&Bシンガー」でもあり、「ロックンローラー」とも呼ばれる。それ故、いろんなレ−ベルからアルバムが出されているが、まずはアトランティック・レコード時代の"JoeTuner/Rhythm & Blues Years"と"Greatest Hits"が ライノ・レコードから現在リリースされているのでお薦めしたい。
ところで、このフィルム、みんなスーツなのにラッシュのネクタイにカーディガンという服装に目がいく。「なんでオマエだけジャケット着いへんねん!」と楽屋で諸先輩にお叱りを受けなかったのだろうか?このカーディガンは前日、街を観光している時に「おっ、シャレてるやん、これ。シカゴのオレ住んでる辺りにはないもんなぁ・・こんな品のええ感じ」と買い求めたに間違いない!たぶん。それにしてもベースのジャック・マイヤーズだ。このシリーズの1.2にも出ていたが、サングラス、ベレー帽というインチキ画家のような風体に異様な無表情、無アクション。「演奏していて、楽しくないの?」と聞きたくなる。まあ、その変態的ベース・フレイズと人間的テイストは同じと言えば同じだが、どんな人柄なのか気になる。演奏終ったら、打ち上げにも出ずギャラ貰ったら小声で「お疲れさん」とすぐ帰り、家でテレビ見ながらイカの塩辛でちびちびやって寝てしまうタイプだろう。たぶん。趣味は墨絵だったりして・・そんなこたぁないな。

「スキップ・ジェイムズ」
そして、出た!今回の私にとっての目玉のひとつ、スキップ・ジェイムズ!ここからディープ・ブルーズ3人組が始まる。最初のハイトーンで歌われる哀感あふれるスキップのブルーズはやはりワン&オンリー。1度食べたらやめられない、とまらない魅力のある人だが、人によっては「暗い」で終ってしまう。まだ、1回しか観てないが今回のDVDで私はいちばん好きかも知れない。最初、彼の胸から上のショットが長く続くが、その素晴らしいギター・ワークを見せるためのギターのアップがもう少し欲しいところだ。でも、正真正銘のピュアなブルーズここにあり!演奏後のなんとも言えない顔つきもまさにスキップだ。現在、公開中の映画「ソウル・オブ・ア・マン」(ヴィム・ベンダース監督)でも取り上げられているので、そちらも観てもらいたい。アルバムはいろいろありますが、Pヴァイン・レコードからリリースされている"キング・オブ・ザ・ブルース8 "が入手しやすいと思います。

「ブッカ・ホワイト」
そして、出た!「物価ホワイト」なんてオヤジ・ギャグ言うとる場合ではない。スキップに比べると「押し相撲一徹」という感じの豪快なブッカ・ホワイトのドブロ・ギターによるブルーズ。顔は「サイ」に似ている。フィルムでは水玉のシャツに南アメリカ、チリ産の柄のような横縞のベスト(白黒なので想像だが、たぶん色がたくさんある)というなんとも評しがたいファッションだ。その横でスキップとサン・ハウスがギター抱えて座っているという3人の歴史的ショットだが、なんか退屈そうなふたり・・。ブッカの顔が極大写しになっているソニーのアルバム"パーチマン・ファーム"というのが入手しやすいと思う。"パンチマン・ファーム"ではないので御注意を。

「サン・ハウス」
そして、ダメ押し!サン・ハウス!金属のナショナル・スティール・ギターを叩きつけるように弾きながら"Death Letter"を歌う。眼鏡をかけて、この時は酒も入ってないのかやや上品に見えるが、やっぱり顔に血管が浮き出てテンションは高い。
酒が入ってたら、このおっさんは悪魔でっせ。やはりブッカと同じような南米模様のカーディガンを着ているが、これはふたり同じ店で買ったものと私は勝手に推測している。前日にふたりで街に買物に出かけ、「これどうかな?サン。水玉のシャツの上にこれ着よか思うんやけど」「うーん、水玉か・・オレのセンスちゃうけどええんちゃうか、明日テレビ撮りや言うてたし・・派手めで。ところでオレもこの柄にしよかな、どない?似合うか?」「うん、ええんちゃう。カーディガンってヨーロッパいう感じするやん」「明日はモテモテかもしれんなぁ・・オレら。いっぱいひっかけて帰ろか(ルンルン)」とアホな妄想してる間にサン・ハウスは終り、スキップが横で拍手をしていた。その光景がなんだか良かった。
このディープ・ブルーズ3人組が結構このフィルムのアクセントになっている。

「ハウンド・ドッグ・テイラーとリトル・ウォルター」
そして、出た!また出たと言ってしまったが、これは「出た出た」だ。なんせハウンド・ドッグ・テイラーとリトル・ウォルターだ!ほんとはもっとコテコテの、ゴリゴリのふたりのはずだが、やはり紳士然としている。やっぱり酒と女が足らない感じがする。テレビ撮りだし、めちゃくちゃになるのを恐れてプロデュ−スのウィリー・ディクソンあたりが演奏前、演奏中の禁酒令を出したか?!「飲んだらギャラなしなぁ」とか。でも、このふたりの勇姿を見れただけでも生きてて良かった。
たぶん、このシリーズの次号あたりでリトル・ウォルターの歌が出るんじゃないだろうか・・気持たせやがって。でも、ウオルターの目つきはただ者じゃない。解説によると、ウォルターはこの時自分のアンプが使えず、エンジニアとトラブルもあり、しかもハウンド・ドッグとの相性も悪く、御機嫌ななめだったらしい。御大マディ・ウォーターズの言うことしか聞かなかったという、恐いもの知らずのシカゴの暴れん坊、ウォルターが自己爆発を抑えながらの演奏と思ってみるとまた楽しい。でも、犯罪者スレスレの目とちゃうか?そこが私にはたまらないのだが。今回はウォルターの歌はなかったけれど、次回に期待したい。
ハウンド・ドッグは未発表ライヴ音源12曲が入った「この猟犬スライドに憑き」というアルバムが 今年Pヴァインから出た。それとアリゲーター・レコード時代の「ナチュラル・ブギ」や「ビウェアー・オブ・ザ・ドッグ〜ライヴ」がお薦めです。

「ココ・テイラー」
そのメンバーの中に今度はココ・テイラーが入って歌う。若い、痩せている。でも、前歯に思いっきり金歯が1本。そして、たぶんこれも前日買ったスーツだろう。デパートで。もちろん、歌うのは彼女の黄金のヒット"Wong Dang Doodle"。実は私、この人が苦手です。前述のビッグ・ママと同じようにブルーズ一筋でやってきたブルーズ・ウーマンですが、声と歌い方が、とくに「がなる」ような声がどうも好きになれず30年経っている。

「ブラウニ−・マギー&ソニー・テリー」
そして、ココが歌うその横にスタンバイしていたブラウニ−・マギーとソニー・テリーの演奏が始まる。今でいう「なごみ系」ブルーズか。こういうふたりだけのスタイルだけではなく、バンド・スタイルで演奏しているものもある。ここまで「脂モノ」のコッテリ・ブルーズが続いたところで「箸休め」といった感じ。「ホームタウン・ブルース」という50年代のアルバムがソニーから出ていて、それが私のお気に入りです。

「T.ボーン・ウォーカー&ヘレン・ヒュームズ」
そして、最後に62年のフィルムになって、たぶんこの年のコンサートのフィナーレなのだろう。シャレ男、T.ボーン・ウォーカーの司会で女性シンガー、ヘレン・ヒュームズが登場。1曲まるまる歌わずにヘレンが歌った後をブラウニー・マギーが引き受けて歌い、ウィリー・ディクソンが「オレにも歌わしてや」と歌い、ギターソロを1発かましたT.ボーンが歌い、そしてメンフィス・スリムのソロと歌と続く・・やはりスクウェアなテレビ撮りのせいか、すごく盛り上がる感じでもなく終り・・と思いきや、インスト曲が始まる。そのシャッフルのインストの曲になると、スタジオに用意された椅子に座っていた黒人素人客たちが突如立上がりツイスト!を踊り出す。これがめちゃくちゃイナタイ!でも、おもろい。特に中央の金髪黒人女性のダンスをずっと見てしまった。

「アール・フッカー」
そして、ボーナス・トラックを押すと、でたぁ〜〜レスポールをもったアール・フッカー!嬉しがりの性格なのか大きく書いた自分の名前と、花模様のステッカーみたいなのをギターべったり貼っている。なんかアマチュア・ギタリストみたいだが、ギターはう、う、うまい。歯弾きも見せてくれる。ドラムがゴロ-チャン(正木五郎)を3倍くらいガラ悪くしたようなドラマーだ。

「マディ・ウォーターズ」
そして、もうひとつのボーナス!びっしりリーゼントで決めたマディがアップで映る。遠くを見つめるような眼差しで歌う"Long Distance Call"。ここでのマディのエグイ、スライドギター・ソロにおーっとのけぞった私。そして、最後の大見得を切る"Another Mule〜"もねちっこくキマり、観客から拍手を受けて「やったね」という感じ。そして、一挙に"Mojo Workin'"に突入していく。豪快だがリズムが徹底的にキマったバンドサウンドはかっこいい。そして威厳と誠実さといやらしさを同居させたマディはやはりシカゴのボスだ。私はこういう、ネチネチのマディが好きで人生のレールはずしました。

このDVDを観て思ったのは、やっぱり人間はおもろい。みんな全然違うところがおもろい。顔も芸風も、そこから偲ばれる性格もみんな違う。こういうたくさんのミュージシャンが出るコンサートは、すべてが自分の思い通りに行くわけではない。ひとりが演奏する曲数も少ないし、プロデューサーから「この曲歌ってくれへんかなぁ」とあまり歌いたくない曲を依頼されることもある。「いや、それはできん。オレはこれを絶対歌う」と主張する人もいれば、「ええよ、それでええなら歌うよ」とあっさり受ける人もいる。中には「もう1曲歌わせてくれよ」と強引にねじこむ奴もいれば、自分の調子が悪いのを「今日のP.A.最低やな」と責任転嫁する奴もいる。「なんや、今日は打ち上げないんか!?」と機嫌を損ねたミュージシャンを私は知っているし、「弁当がない」と弁当が届くまで、そして食べ終るまでステージに出なかったミュージシャンも知っている。おもろい。
しかし、そういうすべてがステージでやっぱり出る。例えば、マディは面倒見がよく親分肌で、豪放に見えるが几帳面で我慢強い。いろんな人間を受け入れる度量の広さはあるが、礼儀知らずは嫌いだろう。まあ、勝手な分析をしながらこういうフィルムを観ているとおもろい。最近、よく若い人が「自分なりって言うかぁ〜、個性っていうかぁ〜、そういうものを持ちたい」と言って、みんなと同じファションをしているのはどういうこと?と思うが、個性はひとつのことを信じて、ずっとやりつづけていれば自然と出てくるもので、やたらと個性的になりたいと思ってる奴はただの目立ちたがりの図々しい奴である場合が多い。そんなことを、この個性的なブルーズマンたちのお宝映像を観て思った次第です。
たぶん見る度に何か発見することができる、損は絶対しないDVD!ぜひ一度観てください。


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